JFET(Pチャネル)の使い方 [Arduino]
PチャネルのJFETを使用して「電流制限」と「スイッチング」を行います。
使用部品・材料
総額で約680円です。(Arduino本体の値段を除く)
部品/材料 | 値段 | 備考 |
---|---|---|
サンハヤト SAD-101 ニューブレッドボード | ¥500 | Amazon.com |
Pch J-FET 2SJ498-C | ¥40 | 秋月電子の通販コード(I-11509) |
基板用スライドスイッチ SS-12D00-G5 | ¥20 | 秋月電子の通販コード(P-08790) |
カーボン抵抗器 | 数円 | 10kΩ(1個)、560Ω(1個)、220Ω(1個)を使用。 |
9V電池 | ¥100 | JFETのオフ用。 |
バッテリースナップ(電池スナップ・Bスナップ) 縦型 ソフトタイプ | ¥20 | 秋月電子の通販コード(P-00452) |
配線図
スライドスイッチを5V側にするとJFETがオンになります。9V側はJFETがオフとなります。
ゲート抵抗(RG)に10kΩ、ドレイン抵抗(RD)に220Ωを使用しています。このRDによる電流制御でドレイン電流(IDSS)は約1.09mAとなります。
次は公式データシートより(2sk2880.pdf)
今回は「2SJ498-C」ですので「アイテムC」となります。ドレイン電流の計算方法はNチャネル版をご覧ください。
次は2パターンを計算して実際にテスターで確認しました。
<計算上> | <実際> | |||
---|---|---|---|---|
必要な電流 | 電圧 | 抵抗値 | 電流 | 抵抗値 |
1mA | 0.2V | 200Ω | 1.09mA | 220Ω |
0.5mA | 0.4V | 800Ω | 0.64mA | 560Ω + 220Ω |
※同じ型番でも精度には個体差があります。
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公開日:2017年08月15日 最終更新日:2017年08月16日
記事NO:02524