ツェナーダイオード(定電圧)の使い方 [Arduino]
ツェナーダイオードは定電圧ダイオードと呼ばれ「一定の電圧」を得る為に使用されます。ダイオードの一種ですが電圧を印加する方向はカソード側です。次の写真のGDZJシリーズでは黒からオレンジの方向に印加します。

今回は1.88-2.1V(標準2V)の電圧になるGDZJ2.0Aを使用します。
実行例

使用部品・材料
総額で約280円です。(Arduino本体の値段を除く)
部品/材料 | 値段 | 備考 |
---|---|---|
ブレッドボード | ¥270 | 秋月電子の通販コード(P-00315) |
ツェナーダイオード(2.0V500mW) GDZJ2.0A | ¥10 | 秋月電子の通販コード(I-07489) |
カーボン抵抗器 | 数円 | 470Ω(1個)を使用。 |
OHM(オーム電機) デジタルマルチテスター 普及型 TDX-200 (04-1855) | 任意 | Amazon.com |
コネクタ付コード(みの虫×ジャンパーワイヤ) | 任意 | 秋月電子の通販コード(C-08916) |
デジタルマルチテスターはお好きなものをご使用ください。
配線図
絶対最大定格の消費電力(電圧 x 電流)は500mWですので最低でも50Ωの抵抗器は必要です。今回は470Ω(約10mA)でプルアップをしました。
※一般的には1kΩを使用して5mAにするのが多いです。

積層セラミックコンデンサ(0.1μF)と電解コンデンサ(4.7μFぐらい)を設置するとノイズ除去や電圧を安定化することが出来ます。
スケッチ(プログラム)
今回はスケッチはありません。
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公開日:2017年07月09日 最終更新日:2017年08月21日
記事NO:02460