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ESP-WROOM-02の使い方/まとめ

ESP-WROOM-02(¥650)は日本の技適認証済みのWiFiモジュールです。

Arduino/PICなどのマイコンから使用するだけではなく、ESP-WROOM-02にArduinoスケッチを書き込み、Arudino互換ボードとしても利用する事が可能です。

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目次

1. ESP-WROOM-02の基礎/基本
2. ESP-WROOM-02の配線図
3. ESP-WROOM-02の使い方

1. ESP-WROOM-02の基礎/基本

仕様

動作電圧 3.0 - 3.6V
動作電流 平均80mA
動作温度 -40 ~ 125℃
技適マーク FCC/CE/TELEC(北米/EU/日本)
低消費電力の32-bit MCU(Micro Control Unit)
待機時の消費電力が1.0mW未満(DTIM3)
10uAのディープスリープモードを搭載
10bit A/Dコンバータを搭載
802.11 b/g/n(2.4GHz-2.5GHz), WPA/WPA2, WEP/TKIP/AES
IPv4, TCP/UDP/HTTP/FTP
SDIO 2.0, (H)SPI, UART, I2C, I2S, IRDA, PWM, GPIO
OTAに対応(ネットワーク経由でのスケッチ書き込み)
など

Arduinoには3.3V電源がありますが最大電流は50mAです。電流が不足する場合がありますのでレギュレーター(500mAなど)で5V電源を3.3V電源に降圧すると良いです。(詳細は使い方の1章で紹介)

通信

ArduinoからESP-WROOM-02を使用するにはお互いにシリアル通信を行います。そのシリアル通信の中で「ATコマンド」を叩いてESP-WROOM-02を操作します。

一方、ESP-WROOM-02にArduinoスケッチを書き込み、Arudino互換ボードとして使用する場合は「ATコマンド」は必要ありません。何故ならば、ESP-WROOM-02がマイコンボードとなり、直にWiFiライブラリ(ESP8266 SDK)を使用できるからです。

WiFiモード

次はESP-WROOM-02のWiFiモードの一覧です。

モード内容
WIFI_STAステーションモード(無線LAN子機)
※インターネットに接続可能です。
WIFI_APアクセスポイントモード(無線LAN親機)
※この親機、子機はインターネットに接続できません。
WIFI_AP_STAWIFI_STA + WIFI_APの混合モード
※この親機はインターネットに接続可能です。
※このAPを利用した子機はインターネットには接続できません。
WIFI_OFFWiFi機能をオフにする

「WIFI_AP」は親/子機の両方ともインターネットに接続できませんが、ネットワークを形成できます。親機でWebサーバーを起動すれば、子機のブラウザからhttp://192.168.x.x/などにアクセス可能です。

「WIFI_AP_STA」の場合は、親機のみインターネットに接続可能です。子機はインターネットに接続できませんが、親機でWebサーバーを起動して、親機経由でインターネットにアクセスが可能です。

2. ESP-WROOM-02の配線図

実行用(Flash Boot Mode)

この配線図は「ArduinoからESP-WROOM-02の使用」「ESP-WROOM-02をArduino互換ボードとする」「ATコマンド用のUSBシリアル変換モジュールとESP-WROOM-02の接続」の3つの共通配線です。

シリアル通信を行う場合は「RX(D)はTX(D)とつなぐ、TX(D)はRX(D)とつなぐ」のようにクロス(交差)させて下さい。(クロスは次図で確認)

書き込み用(UART Download Mode)

「ESP-WROOM-02をArduino互換ボードとする」場合のみ使用します。

※FT232RL USBシリアル変換モジュール(K-01977)を使用した例です。

配線の違い

実行用書込用
IO010kΩ抵抗経由で3.3V10kΩ抵抗経由でGND
IO2NC(未接続)10kΩ抵抗経由で3.3V
IO15GNDGND

開発環境を整える

「ESP-WROOM-02をArduino互換ボードとする」場合は、実行用と書き込み用の2つのブレッドボードを次の写真のようにまとめると開発作業がスムーズになると思います。

ESP-WROOM-02を左右どちらかに差し込むだけです。

3. ESP-WROOM-02の使い方

1. ArduinoからESP-WROOM-02を使用する
データを送受信をするIoTデバイスの作り方 [Arduino版]

2. USBシリアル変換でESP-WROOM-02と通信をする
パソコンとESP-WROOM-02をUSBシリアル変換で接続する [ATコマンド]

3. ESP-WROOM-02をArduinoのように使用する
ESP-WROOM-02にArduinoのスケッチを書き込む [配線図/GPIO]
ESP-WROOM-02でアナログ入力 (TOUT/A0) [抵抗分圧回路]
ESP-WROOM-02のATコマンドを復活させる [ファームウェアをアップデート]
データを送受信をするIoTデバイスの作り方 [ESP-WROOM-02版]
ESP-WROOM-02をWebサーバーにする [ステーションモード版]
Deep-Sleepを使用して消費電力を「10uA」に抑える [ESP-WROOM-02]
Wifi経由でArduinoスケッチをマイコンに書き込む [OTA/ESP-WROOM-02]
ESP-WROOM-02をWebサーバーにする [ステーション+アクセスポイント版]

4. 発展、応用学習
スマホでLEDを点灯させる(クライアント版)
スマホでLEDを点灯させる(Webサーバー版)
ラジコンカーを作成する(無線LAN/サーバー)
時刻サーバーから時間を取得する[NTPサーバー/ESP-WROOM-02]

5. その他の情報
SoftwareSerialの「文字化け」や「受信データの破損」対策をする [Arduino/ESP-WROOM-02]





公開日:2017年05月05日 最終更新日:2017年11月05日
記事NO:02348