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ESP-WROOM-02でアナログ入力 (TOUT/A0) [抵抗分圧回路]

ESP-WROOM-02で「アナログ入力」をするには3.3Vの電圧を「抵抗分圧回路」で1V以下に分圧してからTOUT(A0)ピンと接続します。

※青色の半固定ボリューム(10kΩ)はアナログ入力用です。

使用部品・材料

総額で約2000円です。(Arduinoは使用しません)

部品/材料値段備考
ブレッドボード¥270秋月電子の通販コード(P-00315)
Wi-Fiモジュール
ESP-WROOM-02 DIP化キット
¥650秋月電子の通販コード(K-09758)
FT232RL
USBシリアル変換モジュール
¥950秋月電子の通販コード(K-01977)
USBケーブル
Aオス-ミニBオス 1.5m A-miniB
¥110パソコンとFT232RLを接続するUSBケーブル。

秋月電子の通販コード(C-07606)
半固定ボリューム(10kΩ)¥50秋月電子の通販コード(P-08012)
カーボン抵抗器数円10kΩ(4個)、220Ω(1個)、100Ω(1個)を使用

配線図

スケッチ(プログラム)

スケッチを書き込んだら、そのまま「シリアルモニター」を開いて半固定ボリュームの「つまみ」を変更して下さい。

void setup() {
   Serial.begin(9600);
}
 
void loop() {
    int val = analogRead(A0);
    Serial.println(val);  
} 

[シリアルモニターでの確認例]

抵抗分圧回路による電圧計算

[抵抗分圧回路]

[抵抗分割の法則]

[元の電圧]

元の電圧3.27Vに対して「R1 = 220Ω」「R2 = 100Ω」の抵抗を設定するとVoutの電圧は約1Vとなります。

1.021875V = 100Ω /(220Ω + 100Ω) x 3.27V

1000円のデジタルテスターで計測した結果はこちらです。(誤差有)

R1 = R2の抵抗を使用するとVoutはVinの半分の電圧になります。(誤差有)

抵抗分圧回路の詳細は参考サイトをご覧ください。

関連記事:抵抗分圧の計算 抵抗分圧の逆算 抵抗分圧の一覧表 配線図

参考サイト

抵抗分圧回路





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公開日:2017年04月13日 最終更新日:2017年08月20日
記事NO:02324


この記事を書いた人

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画像処理/音声処理/アニメーション、3Dゲーム、会計ソフト、PDF作成/編集、逆アセンブラ、EXE/DLLファイルの書き換えなどのアプリを公開。詳しくは自己紹介へ
プチモンテ代表、アーティスト名:プチモンテ
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https://www.youtube.com/@petitmonte

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