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透過型フォトセンサーの使い方 [Arduino]

透過型の「フォトセンサー」で山(発光素子)と山(受光素子)の間に、光を遮る物体があるかを検出をします。

自動販売機、両替機の物体通過検出などに使用されているそうです。

実行例

使用部品・材料

総額で約300円です。(Arduino本体の値段を除く)

部品/材料値段備考
ブレッドボード¥270秋月電子の通販コード(P-00315)
透過型フォトセンサ 防塵タイプ KI1233-AA¥30秋月電子の通販コード(P-10401)
カーボン抵抗器数円100kΩ(1個)を使用。
コネクタ付コード(みの虫×ジャンパーワイヤ)任意秋月電子の通販コード(C-08916)
小型クリップ付コード 5色任意秋月電子の通販コード(C-04351)

このKI1233にはコネクタコードが必要ですが、秋月電子では専用コネクタが販売されていないようです。恐らく、発光素子と受光素子の部品取りとして販売している模様です。

いちお、KI1233のコネクタにリード線を次のように「はんだ付け」をするとブレッドボードで使用できます。

KI1233の中身を取り出して「はんだ付け」も可能です。
※コチラは失敗して動作しませんでしたので上の方法が良いと思います。

配線図

発光素子用(LED)の抵抗は内部に240Ωがありますので不要です。また、Voutは100kΩでプルアップしています。

次の2枚は公式データシートより引用(C_KI1233_KI1234_KI1235_KI1236_E.pdf)

[ピン配置]

[回路図]

ピン配置は正面から見て、右から3、2、1です。今回の型番は「KI1233」でプルアップ抵抗がありませんので、自分で設置する必要があります。

右側の型番では15kΩと記載されていますが、手元にないので100kΩを使用しています。

スケッチ(プログラム)

シリアルモニターに物体検出の結果を表示します。

void setup() {
  Serial.begin(9600);  
  pinMode(8,INPUT);
}
 
void loop() {
  if (digitalRead(8) == HIGH){ 
    Serial.println("未検出。");  
  }else{
    Serial.println("物体を検出しました。");  
  }
  delay(1000);
}





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公開日:2017年07月03日
記事NO:02450


この記事を書いた人

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サーバー構築からWebアプリケーション開発。IoTをはじめとする電子工作、ロボット、人工知能やスマホ/OSアプリまで分野問わず経験。

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プチモンテ代表、アーティスト名:プチモンテ
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