バイブモーター(円盤形 振動モーター)の使い方 [Arduino]
スマホや携帯電話などで使用されているバイブレーションモーターです。
[実行例]
使用部品・材料
総額で約510円です。(Arduino本体の値段を除く)
部品/材料 | 値段 | 備考 |
---|---|---|
ブレッドボード | ¥270 | 秋月電子の通販コード(P-00315) |
NchパワーMOSFET 2SK703 100V5A | ¥60 | 秋月電子の通販コード(I-11616) |
円盤形 振動モーター | ¥100 | モーターの逆起電力を防ぐ為にダイオードを使用する必要があります。 秋月電子の通販コード(P-00933) |
汎用整流用ダイオード 1000V1A 1N4007 | 数円 | ダイオードには極性があります。白または灰色の線がある方がカソードです。今回はモーターが逆起電力を発生した際にダイオードが吸収する為にカソードを+側にしています。 秋月電子の通販コード(I-00934) |
電池ボック 単3x2本 リード線・フタ・スイッチ付 | ¥80 | 秋月電子の通販コード(P-11523) |
コネクタ付コード(みの虫×ジャンパーワイヤ) | 任意 | モーター端子の延長用。 秋月電子の通販コード(C-08916) |
はんだ付け
この振動モーターのリード線は極細なのでブレッドボードで使えません。
今回は元からあるリード線に「耐熱電子ワイヤー」(P-06756)をはんだで結合しました。
※リード線がむき出しの部分は「熱」があるので注意して下さい。
配線図
ダイオードの向きに注意して下さい。詳細は上表参照。
次はMOSFETのデータシートより引用(2sk703.pdf)
[デジタル8ピンがHIGH]
Gate(ゲート)端子に電圧が印加されます。そうすると、Drain(ドレイン)とSource(ソース)端子が「内部的に接続」(回路図左の点線)されます。Source端子はGNDに接続されていますので、DrainもGNDとなります。
電流の流れは乾電池からモーター、GNDへ接地しますのでモーターが回転します。
[デジタル8ピンがLOW]
Gate(ゲート)端子に電圧が印加されません。なので、回路図の右側のDrainからSourceへ電流が流れます。
ですが、途中に寄生ダイオードがありますので流れがストップされます。結果的にモーターは停止します。
スケッチ(プログラム)
2秒毎にバイブレーションを振動させます。
void setup() { pinMode(8,OUTPUT); } void loop() { digitalWrite(8,HIGH); delay(2000); digitalWrite(8,LOW); delay(2000); }
掲示板
ArduinoやRaspberry Piなどの電子工作の掲示板を作成しました。質問やわからない事は電子工作 (Arduino・ラズパイ等)でユーザー同士で情報を共有して下さい。