関数のアドレスを返す - AddressOf関数 [ExcelのVBA]
AddressOf関数
AddressOf関数は関数のアドレスを返します。
分類 | その他 |
---|
書式
AddressOf procedurename
procedurename | プロシージャ名(関数/手続き/プロパティのいずれか) |
対象の関数/手続き/プロパティは「標準モジュール」で定義する必要があります。また、VBの標準機能では取得した「関数のアドレス」は使用できません。アドレスを使用する場合はWindowsAPIやDLLなどを駆使する必要があります。
使用例
' [標準モジュール] Public Sub test() End Sub ' [フォーム] Private Sub CommandButton1_Click() ' test()のアドレスを取得する Debug.Print VBA.CLng(AddressOf test) End Sub
イミディエイトにはプロシージャのポインタ(アドレス)が返されます。
Visual Basicのその他関数
関数名 | 内容 |
---|---|
AddressOf | 関数のアドレスを返す |
CallByName | オブジェクトのプロパティやメソッドを実行する |
CreateObject | ActiveXオブジェクトへの参照を返す |
CurDir | ドライブの現在のパスを返す |
CVErr | ユーザー定義のエラー番号を返す |
Dir | パターンに一致するファイル、フォルダ名を返す |
DoEvents | OSに制御を渡す |
Environ | OSの環境変数を返す |
Error | エラー番号に対応するエラーメッセージを返す |
InputBox | 入力ダイアログを表示する |
LoadPicture | 画像を読み込む |
MsgBox | メッセージボックスを表示する |
RGB | RGB値のコードを返す |
Shell | 外部プログラムを実行する |
TypeName | 変数に関する情報を文字列で返す |
VarType | 変数に関する情報を整数値で返す |
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公開日:2015年07月13日
記事NO:01182