ロボット用の軽量バッテリー
ロボットの電源をコードレス化する為に近藤科学の「リチウムフェライトバッテリー」(Li-Fe)とバランス充電器を購入しました。


今回のバッテリーは6.6V850mAhなので1時間に850mAを流せます。Cレート(放電レート)の連続は20Cなので連続17A、バーストは40Cなので瞬間34Aまで流せます。
例えば、ロボット用のサーボで1.7Aの電流を流す場合は約30分でバッテリーが空になります。30分で足りない場合は1450mAhのバッテリーを購入すれば約51分持ちます。
使用部品・材料
購入品(近藤科学)
部品/材料 | 値段 | 備考 |
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ROBOパワーセル F2-850タイプ(Li-fe) | ¥2,700 | 850mAhで20C、重さ55g マルツなどで販売 ※取扱店リスト |
リチウムフェライトバッテリー専用充電器 BX-20LF | ¥4,500 | マルツなどで販売 ※取扱店リスト |
その他(イーグル模型)
部品/材料 | 値段 | 備考 |
---|---|---|
イーグル模型 ワークスレシーバーパック Li-Fe 550mAh/6.6V 15C+α 単4俵タイプ 3833 | ¥1,706 | 550mAhで15C、重さ30g Amazon.com |
イーグル模型 AC Li-Feバランシングチャージャー 2-3S用 3900-LIFE | ¥3,980 | Amazon.com |
バッテリーをブレッドボードで使用する
バッテリーをブレッドボードで使用する際にはショートに要注意です。
バッテリー端子のVHコネクタ(2ピン)に赤黒のジャンパーワイヤーを差すだけですが、順序に気をつけて下さい。

1.ジャンパーワイヤー(黒)をブレッドボードのマイナスに接続する。
2.反対側のジャンパーワイヤー(黒)をバッテリーのVHコネクタ(黒)に接続する。
3.ジャンパーワイヤー(赤)をブレッドボードのプラスに接続する。
4.反対側のジャンパーワイヤー(赤)をバッテリーのVHコネクタ(赤)に接続する。
これで完了です。
バッテリーの使用を中止する場合は、最初にVHコネクタ(赤)に刺さっているジャンパーワイヤー(赤)を引っこ抜きます。
バッテリーの種類
リチウムイオン(Li-ion)、リチウムポリマー(Li-Po)、リチウムフェライト(Li-Fe)、ニッケル水素(Ni-MH)、ニッカド(Ni-Cd)などがあります。
特にリポと呼ばれているリチウムポリマーは過充電、過放電などで発火する可能性が高いので使用は控えた方が良いと思います。
※各バッテリーの詳細は参考リンクをご覧ください。
参考リンク(外部)
充電式電池(二次電池)の種類と特性
バッテリについて
リポバッテリーの爆発に注意!危険!
注意事項
ブレッドボードで大電流を流す際にはブレッドボードやジャンパーワイヤーなどの各電流容量をご確認ください。高級品のサンハヤトのブレッドボード(SAD-101)では最大3Aとなります。
3Aを超える事が予想される場合は、バッテリーの電源部とサーボ部の市販基板があれば、それを使用する方法が良いかも知れません。(自作でも可)
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