フォトリレーの使い方 [Arduino]
フォトリレーはフォトカプラの一種です。発光側は2ピン、受光側も2ピンで合計4ピンで構成されています。受光側はMOSFETになっていて、2つのピンが寄生ダイオード(ドレイン)になっています。
使用部品・材料
総額で約390円です。(Arduino本体の値段を除く)
部品/材料 | 値段 | 備考 |
---|---|---|
ブレッドボード | ¥270 | 秋月電子の通販コード(P-00315) |
フォトカプラ フォトリレー TLP222AF | ¥100 | 秋月電子の通販コード(I-07330) |
5mm赤色LED OSDR5113A | ¥20 | 秋月電子の通販コード(I-11655) |
カーボン抵抗器 | 数円 | 220Ω(1個)、560Ω(1個)、10kΩ(1個)を使用。 |
配線図
次は公式データシートより引用(TLP222Aj.pdf)
抵抗値の計算
発光側の標準電流(IF)は10mAなので560Ω(約8.9mA)を使用しました。ボタンは一般的に10kΩ、LEDは220Ωです。
スケッチ(プログラム)
ボタンを押すとフォトリレー内部の発光素子に電圧を印加して、電気を光に変換します。そして、受光素子(MOSFET側)で受光します。受光している間は3、4ピンが内部的に結合されるのでLEDが点灯します。
void setup() { pinMode(8,INPUT); pinMode(9,OUTPUT); } void loop() { // ボタンON if(digitalRead(8) == HIGH){ digitalWrite(9,HIGH); }else{ digitalWrite(9,LOW); } }
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公開日:2017年07月22日
記事NO:02486