ダイオードの使い方 [Arduino]
ダイオードには電流を一定方向に流す「整流作用」があります。
使用方法としては整流作用を利用してカソード側で電流の流れをストップさせる役割が多いです。

その他にダイオードの種類によっては「ラジオ検波、定電圧、定電流、交流を直流に交換する」なども可能です。
使用部品・材料
総額で約620円です。(Arduino本体の値段を除く)
部品/材料 | 値段 | 備考 |
---|---|---|
サンハヤト SAD-101 ニューブレッドボード | ¥500 | Amazon.com |
汎用整流用ダイオード 1000V1A 1N4007 20本 | ¥100 | 秋月電子の通販コード(I-00934) |
5mm赤色LED OSDR5113A | ¥20 | 秋月電子の通販コード(I-11655) |
カーボン抵抗器 | 数円 | 220Ω(1個)を使用。 |
ダイオードの極性
ダイオードには極性があります。灰色、黒色、青色などの短いラインがあるほうがカソードで、その反対側がアノードとなります。

電圧の印加方法
順バイアス | アノード側に正電圧(5Vなど)、カソードに負電圧を印加する事。 |
逆バイアス | アノード側に負電圧、カソードに正電圧(5Vなど)を印加する事。 |
順バイアスの配線図
Arduinoの5V電源からの電流が「抵抗器(220Ω)、ダイオード(アノード)、ダイオード(カソード)、LED(アソード)、LED(カソード)、GND」まで流れる事によってLEDが点灯します。

逆バイアスの配線図
電流が「抵抗器、ダイオード(カソード)」まで流れますが、ダイオードの「整流作用」でダイオード(カソード)で流れがストップされます。ですので、LEDは点灯しません。
このストップできる逆電圧の最大は今回の「1N4007」だと1000Vです。1000Vを超えるとカソードからアノードへ電流が流れるようになります。

その他のダイオード
定電圧(ツェナー)ダイオード (GDZJ2.0A)

定電流ダイオード (E-153)

低電圧ショットキーダイオード (SBM1045VSS)

汎用小信号高速スイッチング・ダイオード (1N4148)

可変容量ダイオード (1SV136A)

その他にLED(発光ダイオード)など多数あります。
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