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配列/テーブル/名前の定義[Excelの関数]

エクセルの配列、テーブル、名前の定義のまとめです。

配列

図のようなセルの範囲(B2:B4)があります。

これを配列で定義すると

{1,2,3}

となります。

集計する際には

=SUM({1,2,3})

と関数の引数に渡す事も可能です。

多次元配列

さきほどの配列は一次元配列でしたが複数の配列を含めた多次元配列も作成することが可能です。

図のようなセルの範囲(B2:C4)があります。

これを配列で定義すると

{1,2,3;4,5,6}

となります。配列を区切るには「;」を挿入します。

集計する際には

=SUM({1,2,3;4,5,6})

と関数の引数に渡す事も可能です。

また、配列に文字列を含めるにはこのように定義します。

{"い","ろ","は"}

配列数式

図のように値を設定してC9に数式を入力します。

C9の結果は#VALUEになります。

次にC9のセルをダブルクリックしてから「Ctrlキー+Shiftキー」を押しながら「Enterキー」を押します。

すると数式の前後に{}が付与されます。

りんごの580円と480円が加算されて1060円になりました。

このように数式の前後に{}を付与する事によって配列数式となります。しかし、現在の新しいExcelではわかりやすい標準関数で同様な処理を行えますので覚えなくても良いです。

テーブル/名前の定義

次の選択範囲(B2:C5)をテーブルに変換します。

テーブルスタイル(中間)2を設定しました。※テーブルスタイルは何でも良い

次に「数式」タブの「名前の管理」をクリックします。

テーブルを作成した時点で「テーブル1」という名前が定義されています。

この名前が定義されている「テーブル1」を集計します。

=SUM(テーブル1)

数式の結果は1126となりました。

テーブルを作成した時には名前が自動的に定義されます。また、定義された名前は関数で使用することが可能です。名前の定義に関してはテーブルだけではなく手動で追加する事も出来ます。

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公開日:2015年05月26日
記事NO:00893