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マクロの記録と実行の基本的な使い方[Excelのマクロ]

マクロの記録と実行、管理などのマクロの基本的な使い方です。

操作対象

リボンの「開発」タブの緑線で囲まれた部分を使用します。

※開発タブが表示されていない方は「マクロ機能の表示」をご覧ください。

マクロの記録

リボンの「マクロの記録」アイコンをクリックします。

「マクロの記録」ダイアログが表示されますのでOKボタンを押します。

次に図の値を入力します。入力する順番は自由です。

「ホーム」タブを選択してB4の文字色を赤に変更します。※色はお好きな色でOKです。

次にC4のセル色(背景色)を黄色に変更します。※色はお好きな色でOKです。

リボンの「開発」タブを選択して「記録終了」アイコンを押します。

これで「マクロの記録」は完了です。

マクロの実行と管理

マクロを実行する前にシートを追加します。シートの追加はシートの右横にある「+」で追加できます。

※この時に「Sheet2」が選択されている状態にして下さい。

次にリボンの「マクロ」アイコンを押します。すると「マクロ」ダイアログが表示されます。

実行

実行ボタンを押すと先程と同様な操作が自動で実行されました。最後にC4が選択されているのも同じですね。

ステップイン

ステップインを押すとマクロのコード(VBAのコード)が表示されます。

VBA側(Microsoft Visual Basic for Applications)でキーボードの「F8キー」を押すかメニューの「デバッグ」「ステップイン」を押すと一行毎に実行されていきます。

エクセルとVBAを上下や左右に並べると一行毎の処理が観察できます。

VBAを終了するには右上の「X」ボタンか「ファイル」メニューの「終了してMicrosoft Excelへ戻る」を押します。

このステップインや次の「編集」はVBA(Microsoft Visual Basic for Applications)となりますので、マクロだけを学習する方は覚える必要はありません。

編集

編集ボタンを押すとマクロ(中身はVBAのコード)を編集する事が出来ます。

VBA側のコード部分がみずらい場合は図の部分をダブルクリックします。

ダブルクリックするとこのようになります。

※元に戻すには上図の右上にある青色で囲った部分をクリックします。

削除

選択しているマクロを削除できます。

オプション

オプションではマクロのショートカットキーや説明を設定する事ができます。ショートカットキーを設定するとショートカットキーでマクロを実行可能となります。

相対参照で記録

今度は相対参照でマクロを記録します。リボンの「相対参照で記録」アイコンをクリックします。

「相対参照で記録」アイコンが緑色になりましたので、次は「マクロの記録」をクリックします。

そして、図のようにB7からB9のセル色を変更します。

「記録終了」アイコンを押してマクロの記録を終了します。

次はそのマクロを実行します。C7のセルを選択して「Marcro2」を実行します。

C7からC9のセルの色が変更されましたね。

最初に記録したマクロは絶対参照で今回記録したマクロは相対参照となります。絶対参照は予め指定されたセル番号に対してマクロを実行するのに対して、相対参照は選択されたセルを基準にしてマクロが実行されます。

マクロのセキュリティ

マクロのセキュリティに関する設定を変更する事ができます。

※基本的にマクロの設定は変更しない方が安全です。

マクロがあるファイルの保存について

エクセルでマクロ付きのファイルを保存する際には必ずファイルの種類が「Excelマクロ有効ブック(*.xlsm)」で保存します。

ファイルの拡張子(*.xlsm)を表示するにはWindowsの「コンロールパネル」「フォルダオプション」の「表示」タブの「登録されている拡張子は表示しない」をオフにします。

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公開日:2015年06月03日 最終更新日:2015年06月04日
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