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Python/Djangoのアップグレード

CentOSで各種サーバー構築(目次)

ここではPython3.9とDjango3.2系となっていますが、数値を変更するだけで他のバージョンへのアップグレードは可能です。Python3.9なのはTensorFlow2.6.xがPython3.9までのサポートだからです。

※Python3.9.xのサポート期限は2025年10月迄。

1. pyenv(パイエンブ)を最新版にする

最新にしないと新しいPythonのバージョンが表示されません。

cd ~
sudo rm -r ~/.pyenv
git clone https://github.com/yyuu/pyenv.git ~/.pyenv

※pyenvを未インストールの場合はこちらをご確認ください。

2. Pythonのインストール

pyenv versions
pyenv install --list 
pyenv install 3.9.12   

3. Pythonのバージョンを設定する

// このディレクトリ以下のみに設定される
cd ~/django/           
pyenv local 3.9.12

// 全ディレクトリに適用する
pyenv global 3.9.12

4. 仮想環境の構築

Pythonのバージョンが変わると新しく仮想環境を構築する必要がある。

// ~/django/3.2に仮想環境を構築する
cd ~/django/
rm -r 3.2
mkdir 3.2
cd 3.2
python3 -m venv .venv

// 仮想環境へログイン
cd ~/django/3.2
source .venv/bin/activate

 python -V

 pip freeze
 
   // Djangoを3.2系にする
   python -m pip install Django==3.2.*

 pip freeze 
 
deactivate 

※venvを未インストールの場合はこちらをご確認ください。

5. (本番用)アプリサーバーを再起動

sudo systemctl restart サービス名

本番環境で仮想環境のディレクトリを変更した場合はサービスファイル(???.service)の中にあるパス情報も修正します。

sudo vi /usr/lib/systemd/system/???.service
sudo systemctl daemon-reload
sudo systemctl restart サービス名





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公開日:2022年04月13日 最終更新日:2022年04月14日
記事NO:02905