Terrain(テライン)をOBJファイルに変換する [描画回数を大幅削減]
Unityの[ゲーム]タブの統計情報で確認できるBatches(描画回数)が多いと、スマホアプリだとカクカクになり、まともに動作しない場合があります。
Batchesの描画回数が多いのは、ほとんどのケースでTerrain(テライン)の地形と草、木が原因のようです。
そこで、Terrainを無料の「TerrainObjExporter」でOBJファイルに変換すると描画回数を大幅に削減する事が可能です。
TerrainObjExporterのダウンロード
http://wiki.unity3d.com/index.php?title=TerrainObjExporter
TerrainObjExporterの設置
プロジェクトのAssets配下にEditorフォルダを作成してExportTerrain.csを配置するだけです。

TerrainObjExporterの使い方
プロジェクトのヒエラルキーからTerrainのゲームオブジェクトを選択します。次にUnityのメニューの[Terrain][Exprt To Obj...]を押します。

Resolution(解像度)はFull、Half、Quarter、Eighth、Sixteenthの順でファイルサイズが小さくなります。
OBJファイルの使い方
作成したOBJファイルをヒエラルキーにドロップします。
そして、そのゲームオブジェクトの子オブジェクトである「default」に「メッシュコライダー」を追加して、任意のマテリアルをドロップすればテラインと同様になります。

※OBJファイルは地形のみで草木はありません。
マテリアル、OBJファイルが表示されない?
OBJファイルが8MBぐらいで、1万円の格安スマホ(Android5.0/メモリ1GB)で試すとOBJファイルが「透明」になる場合があります。
メッシュレンダラーがオフ、マテリアルが非対応ではないようです。
作成するOBJファイルのResolution(解像度)を下げて2MBにすると、表示されましたので、OBJファイルのサイズ制限がある模様です。
※ドコモ販売のAndroid7.1/メモリ2GBだと8MBでも表示されています。
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![]() | 💻 ITスキル・経験 サーバー構築からWebアプリケーション開発。IoTをはじめとする電子工作、ロボット、人工知能やスマホ/OSアプリまで分野問わず経験。 画像処理/音声処理/アニメーション、3Dゲーム、会計ソフト、PDF作成/編集、逆アセンブラ、EXE/DLLファイルの書き換えなどのアプリを公開。詳しくは自己紹介へ |
プチモンテ代表、アーティスト名:プチモンテ | |
🎵 音楽制作 BGMは楽器(音源)さえあれば、何でも制作可能。歌モノは主にロック、バラード、ポップスを制作。歌詞は叙情詩、叙情的な楽曲が多い。楽曲制作は2023年12月中旬 ~ |
オリジナル曲を始めました✨
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