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Webストレージは画像保存には向かない

HTML5の新機能である「Webストレージ」は画像系アプリなどで使用するUNDOなどの一時的な画像の保存には向いていません。

そもそも、Webストレージの名称からすると数100MB~数GBぐらいのストレージ(容量)を扱えるように思うかもしれませんが、FireFoxは2-3MB、Chrome/IE11/Edgeは5MBぐらいしか扱えません。

しかも、この最大容量は1つのファイル毎ではなく、合計での容量です。

さらに、バイナリファイルは扱えなく、テキスト形式のみに対応しています。バイナリをテキスト形式のBASE64でエンコードするとファイルサイズが約33%増加します。

その他に、FireFoxを調査していましたら、FireFoxのcanvas.toDataURL()でPNGファイルを作成するとChromeやIEなどで作成するより、1.5倍から2倍近くファイルサイズが大きくなります。

結局、言いたい事は、画像をサーバーを介さずに、一時期にブラウザ(ローカル)に保存するにはWebストレージではなく、「IndexedDB」(HTML5の新機能)というWebデータベースを使用するのが良いです。

という事で、次回はIndexedDBで画像を保存する方法をご紹介します。





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公開日:2016年11月22日
記事NO:02213


プチモンテ ※この記事を書いた人

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