無線LANのセキュリティについて(WEPは絶対に使用しない)
無線LANのセキュリティについてですが、暗号化技術の「WEP」がまだ使用されている事が多いようです。この暗号化技術は一般的なPCスペックで10秒あれば解読されていまう為、総務省では2008年に注意喚起を行っています。ここではどうすれば無線LANの安全性が高まるをご紹介したいと思います。
無線LANの安全性を高くする
- 暗号化技術のWEPを絶対に使用しない。家庭用ではWPA2-PSK、企業向けはWPA2-EAPを使用する(WPA2に対応していない機器は廃棄して、対応している機器を購入する。まだ動いているから大丈夫という過信が絶対にダメ)
- 接続ポイントへのパスワード(ネットワークキーなどとも呼ばれる)はランダム(大文字+小文字+数字+記号)で最低でも20文字以上にする。
- MACアドレスによるフィルタリングを設定して、無線LANの接続ポイントに接続するクライアントを制限する。
- SSIDの名称には推測不能なランダムな英数字を使用する。SSIDのステルス機能がある場合は利用する。
その他にも無線LAN機器独自のセキュリティ対策などもありますので利用できる対策は行いましょう。
無線LANに関連する情報
インターネット通信でクレジットカードやユーザー名、パスワードなどを入力する際にはSSL通信が使用されるか事前に確認してしてから通信する。
公共の場での無線LAN(不特定多数が利用する無線LAN)は上記の通信は避けるべきです。またファイル・フォルダ共有がある場合は設定によっては外部から操作されてしまう場合もありますのでファイル・フォルダ共有はオフにしましょう。
参考URL
国民のための情報セキュリティサイト(総務省)
一般家庭における無線LANのセキュリティに関する注意(IPA 独立行政法人)
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公開日:2015年01月19日
記事NO:00133