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FTP接続を使用すると危険です。SFTP/FTPS接続のススメ。

FTP(ファイル転送プロトコル)はサーバーとの通信でユーザー名やパスワードなどを暗号化せずにクリアテキストで通信するインターネット黎明期の古いプロトコルです。悪意のある第三者に盗聴される可能性が高いです。ここではそれらを回避するSFTP/FTPSをご紹介します。

SFTPとは

SFTP(SSH File Transfer Protocol)とはSSH(Secure Shell)を利用して安全にファイルを転送する事ができるプロトコルです。ポートは22番を使用します。

対応している代表的なソフト

  1. WinSCP
  2. FileZilla

FTPSとは

FTPS(File Transfer Protocol over SSL/TLS)とはSSL/TLSを利用して安全にファイルを転送する事ができるプロトコルです。ポートは990番を使用します。RFC 2228やRFC 4217で標準化されているが認知度は低く利用者は少ない

対応している代表的なソフト

  1. FFFTP
  2. WinSCP
  3. FileZilla

結論とまとめ

FTP接続に代わる安全なファイル転送はWinSCPを使用してSFTP接続で行うのが現在では一般的です。WinSCPはFFFTPと同様な操作で使用することが出来てより高機能です。この機会にFFFTPからWinSCPへ乗り換える事をお薦めします。
※WinSCPではデフォルトではSFTP接続を使用するようになっています。

WinSCPのイメージ





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公開日:2015年01月26日
記事NO:00155