docomo withは格安スマホ(格安SIM/MVNO)の対抗馬で破壊力抜群 [もう2台持ち & デュアルSIM/DSDSは要らない]
2017年6月に発表されたドコモの新サービスである「docomo with」は格安スマホ(格安SIM/MVNOなどとも呼ばれる)の勢いを止める為の対抗馬です。
当初の対象機種は約3万円前後の「arrows Be F-05J」「Galaxy Feel SC-04J」の2機種だけでしたが、10月18日の発表によると同じく3万円前後の「AQUOS sense SH-01K」「MONO MO-01K」「らくらくスマートフォン me(F-03K)」が追加される予定です。
月額料金の比較
はじめに「docomo with」と「今までの節約術」の月額料金の比較表です。

1. docomo withとは
ドコモで対応機種を購入すると月額1500円(税込1620円)をケータイ料金から割り引くサービスです。
2. 今までは...
月々のケータイ料金を減らす節約術では
・ガラケー(3G)とスマホ(4G)の2台持ち |
・スマホ(3G+4G)のデュアルSIMの切り替え(片方のみ通信可能) |
・スマホ(3G+4G)のデュアルSIMの同時スタンバイ(DSDS) |
が定番となっていましたが、本日(10月18日)のdocomo withの対応機種追加の発表により、今後のドコモの方向性が見えましたので「2台持ち」「デュアルSIM」「DSDS」は不要となります。
2-1. 二台持ち(デュアルSIM)の月額料金
一台目(電話専用の3G) ※ドコモ契約
契約内容 | 料金 |
---|---|
タイプSS バリュー | 934円 |
パケ・ホーダイ | 372円 |
SPモード | 300円 |
1,606円 |
二台目(通信専用の4G) ※最安のDMMモバイル契約
契約内容 | 料金 |
---|---|
データ通信プラン 1GB | 480円 |
480円 |
合計 | 2,086円 |
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3. これからのドコモ料金
今回は家族が3人以上いる、加えてデータ通信をあまり使用しないプランで計算します。データ通信は家族でシェア(共有)できます。
3-1. データ通信料
シェアパック5(小容量)(5GB) | 5,700円 |
---|---|
シェアオプション(一人) ※シェアパック契約者は不要 | 500円 |
このシェアパックとシェアオプションを合計した金額を参加人数で割って分割請求や一人一人使用できるデータ通信量などを設定可能です。
4人家族の場合
契約内容 | 料金 |
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シェアパック5(小容量)(5GB) | 5,700円 |
シェアオプション 3人分 | 1,500円 |
一人1,800円 |
3人家族の場合
契約内容 | 料金 |
---|---|
シェアパック5(小容量)(5GB) | 5,700円 |
シェアオプション 2人分 | 1,000円 |
一人2,233円 |
3-2. 通話料
カケホーダイ | 2,700円 |
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カケホーダイライト | 1,700円 |
シンプル | 980円 |
3-3. その他
SPモード | 300円 |
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3-4. 最安の月額プラン
4人家族
契約内容 | 料金 |
---|---|
データ通信 | 1,800円 |
シンプル | 980円 |
SPモード | 300円 |
3,080円 | |
docomo with割引 -1,500円 | |
1,580円 |
3人家族
契約内容 | 料金 |
---|---|
データ通信 | 2,233円 |
シンプル | 980円 |
SPモード | 300円 |
3513円 | |
docomo with割引 -1,500円 | |
2,013円 |
となります。
最後に
docomo withの割引条件は対応機種を3万円前後で購入する必要がありますが、格安スマホでも同等なスペックではそれぐらいの値段はします。
ここ数年の格安SIMによる節約術は「docomo with」の登場により、ほぼ意味がないレベルに達したので「ドコモ契約1本」がデファクトスタンダードとなります。
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