刻晴の超激化は強いのか弱いのかを「霧切の廻光」と「しめ剣」各2セット(追憶のしめ縄+剣闘士のフィナーレ)、「雷のような怒り」4セットでダメージを比較してみました。
スメールで草元素が実装されてしばらく経ちますが、原神の標準的なキャラクターである刻晴のダメージはどう変わったのでしょうか。
前提条件
- 螺旋12層を90秒で戦闘するものと想定する。(単体戦)
- 刻晴はlv90/無凸/天賦10-10-10。聖遺物はしめ剣各2セットと雷怒4セットで検証。聖遺物スコアは1か月ぐらいの厳選が必要な156.7とする。武器は霧切の廻光(無凸)で常に2層。
- 万葉は無凸、鉄蜂の刺し、元素熟知は900とする。聖遺物は翠緑の影4セット。常にバフ(雷元素+36%)、デバフ(雷元素耐性ー40%)を発動するものとする。
コンボと激化について
コンボ
元素スキルを短押2回の後に「通常2段+重撃1回」を2回行う。
激化 (計6回)
元素スキルは雷楔ダメージ1回が激化。コンボ中は必ず通常1段目が激化。元素爆発時は連斬ダメージが2回、最後の一撃ダメージ1回とする。
注意事項
コンボは他キャラの操作を考慮して攻撃回数を意図的に減らしています。激化回数も同様に減っていますので実践ではこれ以上になるケースが多いと思います。今回のシミュレーションでは最低限これぐらいのダメージは出るだろうという事にしています。
プロ仕様のコンボ、激化回数は次の外部動画をご覧ください。
元素スキル、元素爆発について
元素スキル(星辰帰位)はCT7.5秒。元素爆発(天街巡遊)は12秒。
元素爆発は90秒間中7回発動。元素爆発のカットインを2.5秒として17.5秒ロス、残り72.5秒。これにより元素スキルは9回発動とする。
※雷怒4セットの元素スキルのクールタイム-1秒は試算対象外とする。
参考用の総ダメージ(期待値)
宵宮(飛雷の鳴弦) 1,089,195
※聖遺物スコアは同条件。バフ、元素反応なし。
しめ剣の総ダメージ(期待値)
万葉なし
標準(デフォルト) 809,823
激化 979,160
激化 + 元素熟知+480 1,221,093
万葉あり
万葉(バフ&デバフ) 1,248,073
万葉(バフ&デバフ) + 激化 1,509,093
万葉(バフ&デバフ) + 激化 + 元素熟知+480 1,881,972
雷怒の総ダメージ(期待値)
万葉なし
標準(デフォルト) 734,001
激化 954,699
激化 + 元素熟知+480 1,217,403
万葉あり
万葉(バフ&デバフ) 1,115,976
万葉(バフ&デバフ) + 激化 1,451,519
万葉(バフ&デバフ) + 激化 + 元素熟知+480 1,850,946
まとめ
今回のケースでは激化回数を少なく見積もっているので雷怒よりしめ剣の方が強くなっていますが、計算上だとわずかながら雷怒の方が強いです。ただし、既にしめ剣が揃っているならば雷怒に移行する必要がないぐらいの誤差レベルです。
総ダメージに関しては熟知をモリモリするよりも万葉のバフとデバフの方が重要と言う結果になりました。
万葉を外してナヒーダをチームに参加させると刻晴のダメージは下がります。ただ、ナヒーダの追撃ダメージは万葉の恩恵以上かも知れません。
刻晴を最強にするハイパーキャリー構成(一人にバフをかけまくる)の場合は万葉は2凸(元素熟知+200)でサポート用の蒼古なる自由への誓いを装備させて雷草風+αのチームを構成すると良いと思います。
… 刻晴は無課金、微課金には扱いにくいと思われます。
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