今回は夜蘭(イェラン)と行秋のどちらの追撃が強いのかシミュレーションを行ってみました。夜蘭は若水(星5)とリカーブボウ(星3)、行秋は祭礼の剣(星4)で試算しています。
ダメージの検証は追撃ダメージを主として試算します。
前提条件
- 螺旋12層を想定して戦闘時間は90秒とする。
- 行秋(完凸/天賦1-13-13)、攻撃力1,565 会心率63.3% 会心ダメージ134.7% 水元素ダメージ46.6%で絶縁の旗印4セットとする。元素チャージ効率は192.3%。
- 夜蘭(無凸/天賦1-10-10) 若水(HP32,611 会心率82.5% 会心ダメージ222.9%)、リカーブボウ(HP37,076 会心率82.5% 会心ダメージ134.7%)。水元素ダメージ46.6%で絶縁の旗印4セットとする。元素チャージ効率は192.3%。
※夜蘭、行秋は同等レベルの聖遺物を装備しているものとしています。
行秋の総ダメージ(期待値)

行秋の元素爆発はクールタイム20秒、継続時間18秒で最大50本の雨すだれの剣が追撃を行います。1本の期待値3,335。これに50を乗算します。90秒間中元素爆発が4回または4.5回発動すると次のようになります。
4回発動 667,000
4.5回発動 750,375
※追撃ダメージ(剣雨のダメージ)には2凸の水元素耐性-15%を含む。
夜蘭の総ダメージ(期待値) – リカーブボウ

夜蘭の元素爆発はクールタイム18秒、継続時間15秒。元素爆発1回でスキルダメージ9017、1秒間に1回追撃(玲瓏一擲ダメージ6014 x 3本)。これを5回発動すると次のようになります。
リカーブボウ 1,398,235
夜蘭の総ダメージ(期待値) – 若水

元素爆発1回でスキルダメージ11,761、玲瓏一擲ダメージ7844 x 3本。これを5回発動すると次のようになります。
若水 1,823,705
検証結果
圧倒的に夜蘭の追撃ダメージの方が強いです。これに加えて固有天賦2の玲瓏一擲があります。元素爆発中は実質25%相当のダメージアップとなります。
夜蘭はサブアタッカー、サポーターのハズがメインアタッカーより火力が上回るケースが多々あります。例えば、宵宮(無凸/飛雷の鳴弦/ベネットバフなし)は90秒間で1,100,000前後。綾華(無凸/霧切の廻光)は元素爆発のみだと1,150,00前後となります。綾華に関しては範囲攻撃と爆発中にも重撃などの攻撃が可能なので実質はもっとあります。※宵宮は蒸発除く。
結論から言うと、夜蘭の性能は壊れています。
ただ、行秋に関しては中断耐性、ダメージ軽減、水付着能力が優れています。夜蘭は2凸すると水付着能力が行秋と同等か超えるぐらいとなります。
最後にナヒーダの例です。敵1体ですとダメージが低いですが複数戦になるとめっぽう強いです。夜蘭の単体性能と真逆となります。ご参考までに。

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