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独自ドメインをConoHaで運用する [DNS/Nginx/バーチャルホスト]

CentOSで各種サーバー構築(目次)

バリュードメインで取得した独自ドメインをConoHaのVPSサーバーで利用する方法です。ロリポップ、ムームードメイン、お名前.comなども同様な操作となります。

1. ConoHa側

[DNS][+ドメイン] を選択する。ドメイン名には「www.」などのサブドメインは入力しません。example.comのように入力します。

2行の追加

タイプA(通常)
名称@
TTL3600
VPSのIPアドレス

タイプA(通常)
名称www
TTL3600
VPSのIPアドレス

2. Nginxの設定

/etc/nginx/conf.d/*.confの編集。※example.comは自分ので。


server {
    listen       80;
    server_name  example.com;
    return       301 http://www.example.com$request_uri;
}

server {
    listen       80;
    server_name  www.example.com;
    
    省略
}

この設定だとhttp://example.com/やhttp://IPアドレス/でアクセスした場合は、自動的にhttp://www.example.com/にリダイレクトするようになります。

バーチャルホスト(複数のドメイン)を設定する場合は「example1.com.conf」「example2.com.conf」のようにファイルを分けます。同じファイルに設定すると正常に動作しない場合があるようです。

設定後はNginxの再起動を行う。

// Nginxのリスタート
sudo systemctl restart nginx

3. バリュードメイン側

[ドメイン][ドメインの設定操作][ネームサーバー]で対象のドメインを選択してネームサーバーを変更する。

ネームサーバ 1 : ns-a1.conoha.io
ネームサーバ 2 : ns-a2.conoha.io
ネームサーバ 3 : ns-a3.conoha.io

次に[ドメイン][ドメインの設定操作][DNS/URL]のDNS設定をにする。

4. IPアドレスの確認

Windowsなどから次のコマンドを打つ。 ※example.comは自分ので。

ping example.com

IPアドレスがVPSサーバーのIPアドレスになっていればOK!

※反映には数分~数時間ぐらいかかる場合があります。

参考URL

7時間目 SSL証明書をインストールしてサイトをSSL化する (ConoHa)





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公開日:2019年09月17日 最終更新日:2019年11月30日
記事NO:02772


プチモンテ ※この記事を書いた人

💻 ITスキル・経験
サーバー構築からWebアプリケーション開発。IoTをはじめとする電子工作、ロボット、人工知能やスマホ/OSアプリまで分野問わず経験。

画像処理/音声処理/アニメーション、3Dゲーム、会計ソフト、PDF作成/編集、逆アセンブラ、EXE/DLLファイルの書き換えなどのアプリを公開。詳しくは自己紹介へ
🎵 音楽制作
BGMは楽器(音源)さえあれば、何でも制作可能。歌モノは主にロック、バラード、ポップスを制作。歌詞は叙情詩、叙情的な楽曲が多い。楽曲制作は🔰2023年12月中旬 ~

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https://www.youtube.com/@petitmonte

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