放浪者が強いのか弱いのかをシミュレーションで検証を行いました。
先に結論から言いますと、主砲である元素スキル(羽画・風姿華歌)を発動する前に、敵に対して炎元素または氷元素を付与してから固有天賦(拾玉得花)を発動させないと普通レベルの火力となります。
逆に炎元素、氷元素の効果が同時に付与されるとかなり強いです。
実践では炎と氷の同時は難しいので、例えば炎元素だけでもベネット(1凸)、ファルザン(完凸)がいると安定して螺旋12層の各エリアを★3でクリア可能なキャラクター調整になっています。
ファルザンの完凸は会心ダメージ+40%なので重要な要素です。これは九条裟羅の完凸効果である雷元素ダメージの会心ダメージ+60%と似たようなシステムになっています。
前提条件
- 螺旋12層を90秒で戦闘するものとする。(単体戦)
- 放浪者はlv90(無凸/天賦10-10-10)、聖遺物は砂上の楼閣の史話4セット。スコアはそれなりに厳選した妥協レベルの156.7。時計は攻撃力、杯は風元素ダメージ、冠は会心ダメージとする。
- 武器はトゥライトゥーラの記憶(無凸)。武器効果である「埋もれしサファイアの涙」は常に通常攻撃の与えるダメージ+48%とする。(実践では2-3秒で最大の48%となる)
- 固有天賦の拾玉得花は炎元素(攻撃力+30%)、氷元素(会心率+20%)を組み合わせて試算するものとする。水元素(空居力上限20ポイント)、雷元素(元素エネルギー回復)は除外する。
- 元素スキルは90秒間中5回、元素爆発は6回とします。総ダメージはそれらを加算したものとします。
比較用の総ダメージ(期待値)
今回も比較用に宵宮の総ダメージです。
宵宮(飛雷の鳴弦) 1,089,195
※聖遺物は同条件でスコア156.7。ベネットや雲菫などのバフなし。
元素スキル中のコンボ
元素スキルを発動した際のコンボは重撃1回、通常1段-3段を5セットに加えて通常1段、通常2段となります。ようするに元素スキル中に空居力で浮遊状態になっている際には重撃1回と通常攻撃17回を行います。
総ダメージ(期待値) – 固有天賦なし
放浪者(トゥライトゥーラの記憶) 1,327,360
総ダメージ(期待値) – 固有天賦(氷元素)
固有天賦は氷元素(会心率+20%)。
放浪者(トゥライトゥーラの記憶) 1,570,600
総ダメージ(期待値) – 固有天賦(炎元素)
固有天賦は炎元素(攻撃力+30%)。
放浪者(トゥライトゥーラの記憶) 1,546,060
総ダメージ(期待値) – 固有天賦(氷 + 炎元素)
固有天賦は氷元素(会心率+20%) + 炎元素(攻撃力+30%)。
放浪者(トゥライトゥーラの記憶) 1,829,400
総ダメージ(期待値) – ベネット、ファルザン
放浪者(トゥライトゥーラの記憶) 3,732,735
固有天賦は炎元素(攻撃力+30%)でベネット(1凸)、ファルザン(完凸)のバフ/デバフを常時適用した場合です。実践ではベネットの元素爆発クールタイムは15秒、ファルザンは20秒ありますので、これよりダメージは下がりますのでご注意ください。
これに加えてシールド役のバフがありますので、螺旋12層の★3クリア基準である200万ダメージは軽く超えると思われます。
まとめ
放浪者にとってはファルザン(風元素耐性-30%/風元素ダメージ38.25%)は非常に強力なので必須レベルです。
放浪者の凸を進めつつファルザンを完凸(会心ダメージ+40%)させるような課金設計になっているかと思われます。
スメール(草元素)で関連元素が強化されましたが、今回は風元素の強化となっています。つくづく原神は良く出来ているなぁと思います。
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