日本国憲法の生い立ち
我が国の日本国憲法は太平洋戦争の敗北により「GHQ」の暗黙的主導により制定された憲法である。1946年11月3日(昭和21)に公布されて、翌年の1947年5月3日に施行された。尚、日本国憲法は現在まで一度も改正されていない。※詳細は日本史の昭和時代(GHQ占領期)を参照。
これにより、日本国は世界に類をみない「安心、安全、平和な国」となる。
~現在の政治の流れ~
2012年12月~
安倍内閣は憲法改正を含む戦後レジューム(戦後体制)からの脱却を目指す。
2014年7月
安倍内閣は集団的自衛権の限定的容認を閣議決定。(日本の転換期)
2015年5月
安倍内閣は平和安全法制整備法案、国際平和支援法案を閣議決定(平和法案)
日本国憲法のまとめ
日本国憲法は11章の103条からなる10,301文字の条文からなります。憲法の一般的な原則は「国民主権、平和主義、基本的人権の尊重」の3つです。
主に重要な原則、義務、権利などをまとめました。 ※リンク先は原文。
日本国憲法の三大原則 ・国民主権 [第1条] ・平和主義(戦争放棄) [第9条] ・基本的人権の尊重 [第11条] |
日本国憲法の三大義務 ・教育の義務 [第26条] ・勤労の義務 [第27条] ・納税の義務 [第30条] |
日本国憲法の三大権利 ・参政権 [第15条] ・生存権 [第25条] ・教育権 [第26条] |
その他の基本的な原則 ・象徴天皇制 [第1条] ・間接民主主義 [前文] ・法の支配 [第10章] ・三権分立 立法権(国会) [第41条] 行政権(内閣) [第65条] 司法権(裁判所) [第76条] |
日本国憲法の暗記問題集
・前文 [前文]・第1章 天皇 [第1条~第8条]
・第2章 戦争の放棄 [第9条]
・第3章 国民の権利及び義務 [第10条~第40条]
・第4章 国会 [第41条~第64条]
・第5章 内閣 [第65条~第75条]
・第6章 司法 [第76条~第82条]
・第7章 財政 [第83条~第91条]
・第8章 地方自治 [第92条~第95条]
・第9章 改正 [第96条]
・第10章 最高法規 [第97条~第99条]
・第11章 補則 [第100条~第103条]