シャワーフックの修理方法[初心者による交換]
浴室のシャワーフックが「長年の経年劣化」や「取り付けミス」などで、手で触るとグラグラしているのを初心者がDIYで修理する方法です。メインは修理ですが交換の手法もほとんど同じです。

我が家の場合は給湯器を交換した際にシャワーフックをガス屋さんに取り付けて頂きましたが、取り付けミスでした@@;
1. 状況の確認
シャワーヘッドをドライバーではずして、穴の状態を確認します。

うちの場合は、左の大きな2つの穴は最初からあるものです。右にある小さな2つの穴はガス屋さんがあけた穴です。
ガス屋さんのミスは下の穴を大きく開けてしまったことです。そのせいで、ネジを回してもスカスカで固定できません。
あて板
次に各穴にドライバーなどの棒を差して、石膏ボードの裏に「あて板」があるかを確認します。あて板が無い場合は、基本的にネジを回すのが難しいです。
そのような場合には、各穴に「アンカー」という部品を差し込んで、その上からネジを回すとしっかりと固定する事が可能です。
※我が家は「あて板」が無いケースでしたので、その状況で新しく穴を開けずに修理する方法をご紹介していきます。
穴のサイズ
最後に各穴のサイズを測ります。

「アンカー」を購入する際の「下穴径」の目安となります。
2. 修理に必要な工具、部品
[工具]
アンカー(プラグとも呼ぶ)
[実際に私が購入したもの部品]
FHアンカー Yガタ
スクリュープラグ HLD2
サンコー オールプラグ SPS5x35

部品は念の為に4種類購入しました。総額842円です。
3. アンカーの取り付け
左の大きな穴は直径「約9mm」でしたので、「スクリュープラグ HLD2」(下穴径10mm)が入ると思いきや入りませんでしたので、下穴不要の「エビモンゴGLアンカー GL-25」を使用して穴を塞ぎました。

この「エビモンゴGLアンカー GL-25」はドライバーで回すだけで穴を開けながら塞ぐ事が可能です。「FHアンカー Yガタ」は試していませんが、そちらでも出来たかも知れません。
4. シャワーフックの取り付け
次はシャワーフックをアンカーの部分に取り付けます。

ドライバーを使用してアンカーの上からネジを回すだけです。
5. 完成

6. 注意事項
シャワーフックの裏側の形状によっては、アンカーの頭の部分の「1mmぐらいのスキマ」が出来る場合があります。

スキマはシリコンのコーキングで塞ぐ方法が一般的です。人によってはシャワーフックの裏側の該当部分をカッターナイフなどで削る方もいるかも知れません。
7. その他の方法
1つ目は防水や浴槽用などの強力両面テープでシャワーフックを取り付けます。「3Mのスコッチ」や「ニトムズ」「寺岡製作所」など多数のメーカーが販売しています。
2つ目は、既存のシャワーフックを外して穴を塞ぎます。そして、吸盤型のシャワーフックを新規購入します。好きな場所に吸盤を貼り付けるだけでフックとしてご利用可能です。
また、吸盤は真空状態にして張り付けるものですので、穴の上に吸盤を貼り付ける事はできませんのでご注意下さい。
以上となります。お疲れ様でした。
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