サーミスタ(PTC)の使い方 [Arduino]
PTCサーミスタは「一定温度」を超えると抵抗値が急上昇する電子部品です。
実行結果(サーミスタにドライヤーをあてました)
使用部品・材料
総額で約540円です。(Arduino本体の値段を除く)
| 部品/材料 | 値段 | 備考 |
|---|---|---|
| ブレッドボード | ¥270 | 秋月電子の通販コード(P-00315) |
| PTCサーミスタ(ポジスタ) 温度検知用 2.2kΩ 100℃ | ¥50 | 秋月電子の通販コード(P-11929) |
| コネクタ付コード(みの虫×ジャンパーワイヤ) | ¥220 | 秋月電子の通販コード(C-08916) |
| カーボン抵抗器 | 数円 | 10kΩ(1個)を使用。 |
この実験では、サーミスタにドライヤーなどの温風をあてますので「コネクタコード付きコード」の「みの虫」(クリップ)をサーミスタの端子に使用してブレッドボードから離します。
配線図
サーミスタの抵抗値を求める為に抵抗分圧回路です。
スケッチ(プログラム)
電圧及びサーミスタの抵抗値をシリアルモニターに表示します。
// 抵抗分圧用の10kΩ抵抗
int R1 = 10000;
void setup() {
Serial.begin(9600);
}
void loop() {
// アナログ入力の値を電圧(V)に変換
float voltage = (analogRead(A0) / 1024.0) * 5.0;
Serial.print("入力電圧:");
Serial.print(voltage);
Serial.print("V 抵抗値:");
// サーミスタの抵抗値
float resistance = voltage / (5.0 - voltage) * R1;
if(resistance > 999){
Serial.print(resistance / 1000);
Serial.print("k");
}else{
Serial.print(resistance);
}
Serial.println("Ω ");
delay(1000);
}
抵抗分圧回路による抵抗値の求め方は抵抗分圧の逆算をご覧下さい。
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公開日:2017年06月23日 最終更新日:2017年06月26日
記事NO:02440
プチモンテ ※この記事を書いた人
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