八重神子に流浪楽章は強いの?弱いの？

八重神子に「流浪楽章」は強いのか弱いのかをダメージシミュレーションで検証を行ってみました。比較対象として「千夜に浮かぶ夢」「神楽の真意」「天空の巻」の3つの総ダメージも掲載しました。

果たしてこれらの3種の神器と比べて強いのでしょうか。

前提条件

• 螺旋12層を90秒で戦闘するものと想定する。
• 八重神子はlv90/無凸/天賦1-10-10とする。
• 聖遺物は「しめ縄2セット、剣闘士2セット(しめ剣)」でスコアは低めの140.7。時計(攻撃%)、杯(雷元素ダメージ)、冠(会心ダメージ)で同条件とする。
• 神楽の真意、千夜に浮かぶ夢、天空の巻は無凸とする。
• 流浪楽章は完凸。武器の効果はキャラ登場時、ランダムにテーマ曲を1つ獲得する、継続時間10秒。30秒毎に1回のみ発動する。叙唱：攻撃力＋120%、詠唱：全元素ダメージ＋96%、間奏曲：元素熟知＋480。

流浪楽章以外の詳細はタグの八重神子でご確認下さい。

流浪楽章の総ダメージ(期待値)

通常時(テーマ曲なしの状態)

攻撃力+120%

元素ダメージ+96%

元素スキル、元素爆発ともにコレがダメージ最高値です。

元素熟知+480

元素爆発は「テーマ曲なしの状態」と同じ。

ダメージ検証

これから検証に入ります。90秒間中にテーマ曲は3回発動します。発動するテーマ曲の種類は各1回ずつとします。効果時間10秒中10回、殺生櫻がダメージを与えるものとします。ダメージは殺生櫻ダメージ・階位参を基準とする。元素スキルは70回と90回で試算する。元素爆発は通常時2回、テーマ曲時1回(攻撃力+120%)とする。

まず、元素スキルの通常時の計算。テーマ曲は10秒 x 3回で30秒。70秒から30秒を減算すると40秒。5,808に40回を乗算すると232,320。同様にテーマ曲(攻撃力+120%)は86,030(8,603 x 10回)。テーマ曲(元素ダメージ+96%)は93,270。テーマ曲(元素熟知+480)は84,470。合計で496,090。

次に元素爆発。通常時のスキルダメージ14,742(1回)と天狐雷霆ダメージ18,931(3回)を2回。それに加えてテーマ曲(攻撃力+120%)のスキルダメージ21,834(1回)と天狐雷霆ダメージ28,039(3回)を1回となる。合計で249,021。

元素スキルと元素爆発を加算すると次のようになります。

総ダメージ(流浪楽章) 70回 745,111 (90回 861,271)

千夜に浮かぶ夢の総ダメージ(期待値)

総ダメージ(千夜に浮かぶ夢) 70回 739,224 (90回 885,744)

元素スキル1秒7,326を70回、元素爆発75,468を3回。

天空の巻の総ダメージ(期待値)

総ダメージ(天空の巻) 70回 751,714 (90回 892,014)

元素スキル1秒7,015を70回、元素爆発86,888を3回。

神楽の真意の総ダメージ(期待値)

総ダメージ(神楽の真意) 70回 862,529 (90回 1,033,869)

元素スキル1秒8,567を70回、元素爆発87,613を3回。

検証結果

流浪楽章は星4の武器の中では天空の巻に近いダメージを叩き出すことが可能です。天空の巻は安定性、流浪楽章はギャンブル性の武器となります。螺旋12層の90秒間で全てのテーマ曲が詠唱「元素ダメージ+96%」の場合は天空の巻を超えることがあります。探索の場面では常に何かしらのテーマ曲が発動すると思われます。

結論、流浪楽章は強いです。神楽の真意と天空の巻の差は約14.7%しかないので天空の巻、流浪楽章があればどちらかでも良いかも知れませんね。