VB6.0でマルチスレッド
はじめまして。
VB6.0で、マルチスレッドを実現させたく、質問させて頂きました。
.netならともかく、VB6.0では実現が困難である事は承知しています。
ActiveX EXEを使用すれば出来るみたいなのですが、うまく出来ません。
説明の為、やりたい事を一部置き換えて記述します。
１．標準EXEのフォームとして、コマンドボタン１と２を用意する。
２．コマンドボタン１を押すと、ActiveX EXE側(フォームを持たない)の
処理を呼び、ActiveX EXE側で重い処理をする。
（処理が終われば、ActiveX EXE側から標準EXE側へ、イベントを発生させ、
フォームの色を変えるなどの処理を行いたい。）
３．その重い処理中、標準EXEのフォームで、コマンドボタン２を押したり
などの処理をしたい。
テスト的に"重い処理"としてSleepを入れています。
ですが、実際に実行してみると、どうやっても重い処理が終わるまで
標準EXE側のフォームが待ち状態となってしまいます。
待ち状態にはせず、
並行して処理を行いたいのですが、何か良い方法はありませんでしょうか？
並行して処理が可能であれば、ActiveX EXEにはこだわりません。
宜しくお願い致します。
非同期処理としたいのであれば、ActiveX として公開されたメソッド内で、
(Sleep などの)長い処理を行ってはいけません。
その間、呼び出し側がブロックされてしまいますので。
こういう時は、『処理開始メソッド』と『処理完了通知イベント』とに分離し、
処理開始メソッドでは「Timer1.Enabled = True」を行い、すぐに Exit Sub と
することで、呼び出し側に直ちに処理を返すようにします。
そして実際の処理は、Sub Timer1_Timer で行うようにして、最後に、
処理完了のイベントを呼び出すようにします。
(Timer を使わない方法もありますが、考え方は同じ)
具体例の幾つかは、MSDN Library ディスク付属のサンプルに収録されています。
MSDN Library の「キーワード」および「検索」で『Coffee2.vbp』について
調べてみてください。
重い処理が、どの様な種類の処理かわからないと、
アドバイスは難しいのでは。
>テスト的に"重い処理"としてSleepを入れています。
Sleepは単に処理を止めるだけで、重い処理では有りません。
魔界の仮面弁士様
ありがとうございます。
Timerを使い、実現できるか試してみたいと思います。
サンプルなど、ご丁寧にありがとうございます。
我龍院様
説明上、悪い例を取り上げ申し訳ありません。
実際には、例で"重い処理"とした個所で、Cで作成したDLLを呼び、
その中でサーバからのデータ受信を行います。データ受信後、
結果を標準EXE側へ通知します。
ご返信、有難うございます。
また、結果をご報告させて頂きます。
どの様なDLLを使用しているかにもよりますが、DLLの場合処理が
終了しないうちに一時的に呼び出し側に処理を移すことは
難しいと思います。
Cで作成したDLLを呼び出しデーターを受信するプログラムを
非表示の別プログラムにしておいて、メインからキックし
データー受信後の結果をメインに返すようにしたらいかがですか。
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