回答しにくいとは思いますが。
環境 Delphi 2007 、公開済みのパッチは、だいたい適用済みのはず
症状 特定のDLLで、初回のみロードでき、２回目はロードできない。
7-zip32.dll を利用して、zip書庫内のファイルを確認・展開し、読み込みするプログラムがあります。
1)ファイル選択ダイアログで、zip書庫を選択すると、内容チェックのため一回中身を展開（※１）します。
DLLは、一度アンロードします（FreeLibrary実行）
2)実際に取り込み時点で、再度展開（※２）し、取り込みを行います。
※１でのLoadLibraryは成功し、中身は展開できる。
※２の時点で、LoadLibraryが０を返します。
GetLastError→126：指定されたモジュールが見つかりません
ただし、本家（http://akky.xrea.jp/）のDLLでは問題なく、改造版（http://frostmoon.sakura.ne.jp/）のDLLでのみ発生。
動作的には、使い方の問題ではなくDLLに問題ありそうですが、原因を特定するため、なにか調査すべき点とかありますか？
新規プロジェクトで、指定DLLをロード・アンロードするだけのようなテストプログラムまでは作っていません。
ただ・・・そこにあるのに見つかりませんって、どうなんでしょうね( ´－｀)
時間があまりとれないので、のんびり対応になります。
LoadLibraryとFreeLibraryの部分だけでもどう記述しているのかわからないと回答が出来ません
あと解放してわざわざロードし直すのはなにか理由があるのでしょうか？
7-zip32.dll でしたら
圧縮展開をクラスとしてカプセル化して
CreateでLoadLibrary
DestroyでFreeLibrary
とするかと思うので生成と破棄を繰り返すのがよくわかりません
もし本当にLoadLibraryとFreeLibraryを繰り返してエラーが出るなら
それぐらいはデバッグプログラムを書くのが手っ取り早いと思います
DLL を PAHT 付きで指定したらどうなる？
FreeLibraryは成功しているのでしょうか？
編集 削除回答感謝です
takeさん
> 7-zip32.dll でしたら
> （略）
> とするかと思うので生成と破棄を繰り返すのがよくわかりません
前任者が作ったのか、ネットで拾ってきたものかはわかりませんが、
そのようになっています。ただ、圧縮展開のアーカイバではないので、
必要なタイミングで生成・破棄するだけのことです。
今回は、１回で済むことを２回やっているのが問題だと仰るのかもしれませんが
そのように変更したとしても、時間をおいて、２回目にzipを展開するタイミングで
再度インスタンスを生成すれば同じようにエラーになります。
それとも、初回ロードしたら「インスタンスを保持し続けるべき」なのでしょうか？
AAAAA さん
強制的に、DLLのフルパスを指定すると、問題なく動作しました。
HFUKUSHIさん
FreeLibraryのリターンは見ていませんでしたが、確認できるようにしたところ
True で返ってきていました。
takeさんの仰るとおり、一応ソースを抜粋しますが、どこかに介入する要素があるのでしょうか？
-----
const
s7zip32dllName = '7-zip32.dll';
-----
var
h7zip32dll: THandle;
s7zip32dllPath: String;
-----
//ロード：DLLをフルパス指定できるようにはなっていました
if s7zip32dllPath = '' then begin
//フルパス指定なしであればdll名だけでロード
h7zip32dll := Windows.LoadLibrary(s7zip32dllName);
end
else begin
//フルパス指定あるので、そのパスを使ってロード
h7zip32dll := Windows.LoadLibrary(PChar(s7zip32dllPath));
end;
// if h7zip32dll = 0 then begin
// GetLastError→126：指定されたモジュールが見つかりません
-----
//アンロード：Resultはノーチェックでしたが、修正
if not Windows.FreeLibrary(h7zip32dll) then begin
//ここは通りませんので、失敗はしていない様子
-----
DLLロードの検索順序は、アプリケーションが読み込まれたディレクトリが
最優先だと思っていましたし、そのように記載があるのですが。
例えばココ
https://support.microsoft.com/ja-jp/topic/dll-%E3%83%97%E3%83%AA%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%89%E6%94%BB%E6%92%83%E3%82%92%E9%98%B2%E3%81%90%E3%81%9F%E3%82%81%E3%81%AB%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%96%E3%83%A9%E3%83%AA%E3%81%AE%E8%AA%AD%E3%81%BF%E8%BE%BC%E3%81%BF%E3%82%92%E3%82%BB%E3%82%AD%E3%83%A5%E3%83%AA%E3%83%86%E3%82%A3%E3%81%A7%E4%BF%9D%E8%AD%B7%E3%81%99%E3%82%8B-d41303ec-0748-9211-f317-2edc819682e1
DLL hijacking攻撃の対策の何かなのか？
ただ、理屈・仕様がわからないのであれば、AAAAAさんの仰るとおり、
フルパス指定で回避が解決策でしょうか。
短いサンプルを提示して頂きましたが
1.そのサンプルでLoadLibrary、FreeLibrary、LoadLibraryと処理をすると現象は再現出来ますか？
> DLLロードの検索順序は、アプリケーションが読み込まれたディレクトリが最優先だと思っていましたし
7z.dll文字化け対策版を見るとDLLはシステムディレクトリに入るようですね
で、それを文字化け対策版のDLLで上書きする感じなのかな？
2.必要と思われるDLLを全て実行時のEXEがあるフォルダにコピーしてから実行した場合はどうなりますか？
>フルパス指定で回避が解決策でしょうか
一時的に自身の環境でのみ実行でよければ大丈夫でしょうけど
他のPCに移行すると動かなくなる可能性が高いですね
>強制的に、DLLのフルパスを指定すると、問題なく動作しました
なので DLL 内で CD を変えてると思います。
DLL ロード前の CD を保存しておいて 解放後に元に戻せは良いと思います
DLL を SYSTEM32 にとかに入れておいても動作すると思う。
編集 削除全部検証できていないところ恐縮ですが、下記の順序が正しいとすると
1)アプリケーションが読み込まれたディレクトリ
2)システム ディレクトリ
3)16 ビット システム ディレクトリ
4)Windows ディレクトリ
5)現在の作業ディレクトリ (CWD)
6)PATH 環境変数に設定されているディレクトリ
お二方のレスを読んで、最初の質問読み直しましたが、1)の場所に置いてあるって書いてない（大失態）
結果的に後出しになってすいません。実行ファイルと7-zip32.dll は、同じディレクトリ内に置いてあります。
それでも、上記のようにロードできなくなります。
現状確認したこと
○ 2)の場所 C:\Windows\SysWOW64 に置いたところ、フルパスでなくても動作する （AAAAA さん No: 151054）
○ 実行ファイルと7-zip32.dll は、同じディレクトリ内に配置し、
単純にLoadLibrary、FreeLibrary、LoadLibrary... では、発生しません。（take さん No: 151052）
混乱してわからなくなりました
I) DLLの検索順序 1)は、いわゆるカレントディレクトリ？
ずっと 5) のことをカレントディレクトリ と思っていましたが、そもそもそれが間違い・・・なんですかね？
II) なんらかの書庫操作を行うと発生するが、どれか調査できていない。
しばらく検証から離れるため、回答遅くなります。
ちょっと試したけど CD は関係ないみたいです
編集 削除