Vb2008で、たとえば project001 という名前で全体を保存したとします
次の日に、手直しをすると、保存行為は一切行わなくても
たとえ停電でもプロジェクトproject001 は新しく更新されています。
更に次の日に、手直しをすると、同様に勝手にproject001 は更新されます。
これは便利だ。Vbはすごい。と喜びながらどんどん更新しながら
ソフトは日増しに完成に近づきます。
ところがある日、大規模な手直しをした結果、とんでもない間違いを犯しました。
昨日のプロジェクトに戻したいと思います。
しかし、昨日のコードに戻すのは大作業で、デザインも忘れています。
プロジェクトの保存は勝手にやってくれても
プロジェクトの名前付け保存は全く受け付けてくれないので
昨日のプロジェクトのファイルはパソコンにありません。
どうしたらよいのですか?
プロジェクト名前付け保存ができないかわりに、各ファイルの名前付け保存を
頻繁に行わないといけないということなんでしょうが
そのあたりがどうも整理ができずに困っています。
しかも実際やってみると、デザイン画面が初期状態のままだったり
いろいろわけがわからなくなって混乱してしまい
あきらめて、最初からプロジェクトを組みなおすことにしています。
どなたか詳しく
教えていただけませんか。
それと
どうして、プロジェクトの名前つけ保存機能をとりいれてくれなかったのでしょうか
これがあったほうが便利だと思いませんか?
>手直しをすると、保存行為は一切行わなくても
デバッグ作業(実行)すれば最新の状態が「保存」されます。
>これがあったほうが便利だと思いませんか?
うしろを見て懐かしむより現状のいいところを利用していくほうがラクですよ。
> 保存行為は一切行わなくても
作成したコードを実行するためには、EXE ファイルにコンパイルする必要があります。
VB2008 では、この EXE を作る過程において、ファイルが保存されるようになっています。
この動作は、オプション設定画面の
[プロジェクトおよびソリューション]-[ビルド/実行]
の項目で変更する事ができます。
また一定時間が経過するごとに、自動バックアップも行われます。
こちらは、オプション設定画面の
[環境]-[自動バックアップ]
の項目で変更する事ができます。
> どうしたらよいのですか?
特定バージョンのプロジェクトを丸ごと保存したいというだけであれば、
エクスプローラ等で、そのプロジェクト フォルダを、丸ごと別のフォルダに
手動コピーしておく事ができます。
なお、別フォルダに保存したプロジェクトを直接開く事もできますが、稀に、パス参照の問題が
発生してしまうような場合もありますので、元のフォルダ名に復元してから開いた方が安全です。
> プロジェクトの名前つけ保存機能をとりいれてくれなかったのでしょうか
小規模開発では、1 つのソリューションに 1 つのプロジェクトしか無いかも知れませんが、
規模が大きくなると、1 つのソリューションに 複数のプロジェクト ファイルが含まれたり、
1 つのプロジェクトを、複数のソリューションから参照するといった事が行われることがあります。
そのため、迂闊にプロジェクトの名前を変更すると、他のソリューションに影響を
与えてしまう可能性がありえます。理解した上で変更する分には問題ありませんけれどね。
> 昨日のプロジェクトに戻したいと思います。
先に書いたような、自分でエクスプローラでコピーするという方法もあるのですが、
実際には管理が面倒ですし、修正箇所も分かりにくくなってしまうかと思います。
そこで、Visual Studio と連携可能な、ソース管理ソフト(バージョン管理システム)の利用を
検討してみてください。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%90%E3%83%BC%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%83%B3%E7%AE%A1%E7%90%86%E3%82%B7%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%A0
管理ソフトを使えば、各ソースのファイル名を変えることなく履歴管理する事ができます。
特定バージョンのプロジェクトに差し戻したり、誰がいつどの部分をどのように変えたのかを比較したり、
複数バージョンへの枝分かれ、あるいはその逆のバージョン統合といった作業を管理することができます。
こうした管理ソフトには、単にソースファイルの履歴管理や比較を行うだけのものから、
プロジェクトの進捗、バグレポート、作業内容の管理まで行ってくれる物まで、
大小幾つかの製品が存在しています。中でも、マイクロソフト製品である、
Microsoft Visual SourceSafe
Microsoft Team Foundation Server
Microsoft Team Foundation Server Workgroup Edition
などは、インストールすると、Visual Studio オプション設定画面の
[ソース管理]-[プラグインの選択]
から、使用する管理システムを指定できるようになります。
しかし、これらは便利ですが、基本的には有償の製品です。無料の管理ソフトが良いのであれば、
Subversion
が有名だと思います。
これは単体では Visual Studio 上からの操作ができず、別管理となってしまいますが、
たとえば AnkhSVN などといった、幾つかの連携用ソフトウェアが公開されています。
なお、VSS や TFS とは異なり、SubVersion や AnkhSVN は海外のソフトです。
ただし、有志による日本語化も行われていますし、使い方を解説したサイト等も
幾つか公開されています。
ふじこさんこんにちわ
>うしろを見て懐かしむより現状のいいところを利用していくほうがラクですよ。> うしろを思い出して復元するより新しく組みなおすほうが楽ですし
楽しいですしね。
魔界の仮面弁士さん。詳しい解説をいただきありがとうございました。言われてみるとなんでこんなことに気がつかなかったのかと恥ずかしいですが、言われるまで気がつきませんでした。
!フォルダを複製すればいいんですよね。いやー、まったくそうでした。
参照とか予定外の問題が発生するのでバージョン管理ソフトがあるとのこと
なるほど初めて知りました。便利そうですね。折を見て使ってみます。
使い方わかるかなあ...?。
大プロジェクトの件了解です。理由がわかりました。なるほど、複数で一本に携わる場合にプロジェクト名を固定しないとだめだからですね。
大変お世話になりました。
解決マークつけ忘れました。
それと引用文が変になってすいませんでした。
>うしろを見て懐かしむより現状のいいところを利用していくほうがラクですよ。> ここまでオレンジ色
うしろを思い出して復元するより新しく組みなおすほうが楽ですし
楽しいですしね。 ここまで白色
です。