オブジェクトの保存/復帰を実現するには？ (ID:12123)

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こんばんは、いつもお世話になりますケンです。
今回はDelphiでのオブジェクトの保存について質問させていただきます。

基本的には、オブジェクトの保存/復帰を行いたいのですが、復帰後の参照の解決の方法が分からないのです。

以下に具体的な例を挙げて説明します。
type
  TData = class(TComponent)
    private
      FSubData:TSubData;
    protected
//  OwnerとしてSelfを返すメソッド↓
      function GetChildOwner():TComponent;override;
// 自身が現在保持している子コンポーネントを返すメソッド↓ 
      procedure GetChildren(Proc: TGetChildProc;Root: TComponent);override;

published
//  保存対象へのインタフェースを定義
      property SubData:TSubData read FSubData  write FSubData;
  end;

TSubData = class(TComponent)    // TSubDataはOWnerとしてTDataを持つ
     private
       FName:String;
       FID:Integer;

published
//  保存対象の実体を定義
       property Name:String read FName;
       property ID:Integer  read FID;
  end;

のような形で定義されたクラスがあった場合、TDataというオブジェクトの
まとまりでファイルに保存/復帰を実現するために以下のようなコードを利用
しました
// ストリームへクラスの登録
initialization
  RegisterClasses([TData,TSubData]);

// オブジェクトの保存
procedure TMain.SaveObject(FileName:String);
var
  Memory:TMemoryStream;
  FileStream:TFileStream;
begin
  FileStream := TFileStream.Create(FileName,fmCreate);
  Memory := TMemoryStream.Create;
  try
    if FData <> nil then  // FDataはTDataのインスタンスです。
    begin
      Memory.WriteComponent(FData);
      Memory.Seek(0, soFromBeginning);
      ObjectBinaryToText(Memory,FileStream);
    end;
  finally
    FileStream.Free;
    Memory.Free;
  end;
end;

// オブジェクトの復帰
procedure TMain.LoadObject(FileName:String);
var
  Memory:TMemoryStream;
  FileStream:TFileStream;
begin
  FileStream := TFileStream.Create(FileName,fmOpenRead);
  Memory := TMemoryStream.Create;
  try
    ObjectTextToBinary(FileStream,Memory);
    Memory.Seek(0,soFromBeginning);

// FDataはTDataのインスタンスです
    FData := TData(Memory.ReadComponent(nil));
  finally
    Memory.Free;
    FileStream.Free;
  end;
end;

実行結果を見てみると、オブジェクトの保存は正常に行われているようなのですが、オブジェクトの
復帰の方がうまく処理されていないようです。
特に、TDataのなかのプロパティSubDataのように通常は「参照」として保持されている値の解決が正常に行われていないようです。

このような部分については何か特別なコードの記述が必要なのでしょうか？
アドバイス、お願いいたします。

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