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傾斜スイッチ(チルトスイッチ)の使い方 [Arduino]

傾斜スイッチを30℃以上傾けるとLEDが点灯します。

今回の傾斜状態の読み取りはチャタリング対策で「一定期間、状態が同一ならば状態変化」と見なしています。

[実行例]

使用部品・材料

総額で約390円です。(Arduino本体の値段を除く)

部品/材料値段備考
ブレッドボード¥270秋月電子の通販コード(P-00315)
振動(傾斜)スイッチ(丸型) AT-407¥100秋月電子の通販コード(P-02349)
5mm赤色LED OSDR5113A¥20秋月電子の通販コード(I-11655)
カーボン抵抗器数円10kΩ(1個)、220Ω(1個)を使用

配線図

今回は傾斜スイッチの端子が長い方をアノードとしています。

スケッチ(プログラム)

void setup() {
  pinMode(2,INPUT);
  pinMode(3,OUTPUT);
}

void loop() {  
  int state1 = digitalRead(2);
  delay(150);
  int state2 = digitalRead(2);

  // 一定期間、状態が同一ならば(チャタリング対策)
  if(state1 == state2){
    // 傾斜状態ならばLEDを点灯
    if(state1 == LOW){
      digitalWrite(3,HIGH);
    }else{
      digitalWrite(3,LOW);
    }
  }
}

抵抗値の計算

この傾斜スイッチは「通常時」にArduinoの5Vの電気が流れます。そのまま流すとArduinoが壊れますので10kΩの抵抗を使用しています。

LEDの220Ωの計算方法はLEDの使い方をご確認ください。





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公開日:2017年05月14日 最終更新日:2017年08月20日
記事NO:02372