国税の支出ランキング
国税の支出ランキングです。社会保障費、国債費、防衛費、公共事業費などで一番支出が多いものは? 詳しくは続きをご覧ください。データは平成21年度~平成25年度の各支出の平均値を算出した結果となります。※国税の支出とは歳出です。
国税の支出 - グラフ
金額の単位は兆円です。
※財務省の「各年度別の決算」より引用後、平均値算出など加工しております。
国税の支出の推移 - データ
金額の単位は兆円です。
支出 | 金額 |
---|---|
社会保障関係費 | 29 |
国債費 | 20 |
地方交付税交付金 | 17.6 |
その他(経費等) | 13.6 |
公共事業関係費 | 6.8 |
文教及び科学振興費 | 6.1 |
防衛関係費 | 4.8 |
恩給関係費 | 0.6 |
地方特例交付金 | 0.3 |
※財務省の「各年度別の決算」より引用後、平均値算出など加工しております。
ランキングの考察
1位 社会保障関係費、2位 国債費、3位 地方交付税交付金でした。
社会保障費は高齢化に伴い、年々増加傾向にあります。国債費に関しては国債利払いなどが含まれます。国債は平成27年度には借金残高807兆円で国民一人当たり638万円の借金になる予定です。年間の税収が約50兆円ですので税収の約16年分となります。地方交付税交付金は名の通り、地方への交付金です。
このランキングをみてわかるように、社会保障費と借金が多すぎです。国債に関しては、税収の3割(16兆円)を毎年返済しても利子を除く単純計算で50年以上かかる計算になります。アベノミクスで経済が活性化してきていますが、単なるバブルに終わらない事を祈ります。
国債が807兆円あるといっても、国民純資産(国富)が3000兆円あるので戦後のように預金封鎖や円の大量発行などをすれば借金は簡単に返せます。ただ、以前と同じくスーパーインフレ(物価が数百倍になる)が発生します。
これを実行すると欧米などの国際社会からは非難が殺到、国民は打ちこわしなどの暴動をすると思うので実現不可能ですが:-)
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